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三度の飯より釣りに行く

 

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SV400S 

narutosv400s01.jpg SV400S.jpg


私の3番目のバイクはスズキのVツイン「SV400S」です

見た目は車格もあるし豪華そうな印象ですが・・・
細かく見ると意外と手を抜いているバイクです
人気もまるでなく走ってるところもめったに見ない
おまけに社外パーツも少ない(スパーダみたいに古くはないのでまだマシ)
スタイルはかっこいいかそうでないかがはっきり分かれるあたりがやはりスズキのお家芸
まあニッチな層からだけ熱い支持があるとも言い切れませんが・・・

私はかっこいいと思います:P


(10/07/11) 少し修正しました
(11/12/26) weak pointを追加

narutosv400s02.jpg



このSV400Sは98年式です
シングルディスクがその証なのだ

評価すべきはチープさに隠れたシンプルという答え
レプリカのような気合が入っているわけでも時代に逆らった懐古主義でもない
悪く言えば中途半端さ
これこそに遊びが凝縮しているように思う

虫のようなアッパーカウルは愛嬌のあるデザイン
アルミで剛性は十分なんだけどトラスっぽいけどなんか違うフレーム・・・
前期型はシングルディスク?
突っ込みどころというべきか個性的

しかしレプリカでもないのにアルミをあちこちに使っているのには評価できます
やっぱり軽量化や高級感がありますからね
後出しの650にも流用されてるものが結構あったりするしまさにワンランク上の贅沢さです

前置きが長くなってしまいましたがいいバイクですね

~しばらく乗ってみたレビュー~
 ※注 比較対象は前に乗っていたスパーダが多いかもです
 
走行性能

最高出力は53ps/10500rpm  4.2kg.m /8000rpm
Vツインなので下からトルクフル
7000回転以上のパワーバンドで普段大人しいノーマルマフラーが吠えます
エンジンの性格はスパーダとよく似て扱い易い
ただしエンブレもさらにパワーアップして3速でも油断大敵

実用的な話をすると街中では5000回転までで十分
パワーバンドを意識してしまうと3速ですぐ100キロover
あっという間に速度が出るため危ない
というか普通に乗っていると8000以上回す機会は殆どありません
高速で6速からアクセルONのみで180出ました

普通に低回転で走るほうが気を使わなくて楽ですね
平坦な道だとアイドリングから1速に繋いでもエンストせず進みます
渋滞でのろのろ進むときすごく良い
6速、70~80km、4000~4500回転あたりが気持ちよく巡航できるでしょう
気になるのはアクセルに対するレスポンスの良さ
あまりにツキがいいので低速やギアチェンジの時は気を使います


車体など

レプリカとツアラーを足して2で割ったような印象
ポジションはスパーダよりやや辛くてより前傾を意識したものになってる
ハンドルは遠いと言われてますが前傾して乗るので普通?
高さはそれほど気になりませんが乗り方を気をつけないとすぐ体重が手にかかってしまい疲れてしまいます
レプリカやSS系に乗ったことある人ならかなり楽だと感じるはず
バーハンに慣れてるとしばらく大変かも

ステップは無印よりも後ろだそうで、ややバック気味
信号待ちなどで足を出しても邪魔にならない
シートは固めで痛いかと思いましたが案外そうでもない
滑りやすいのが気になるくらい


足つき

最高に良い
私は身長174cmほどであまり背が高いわけではないですが両足がかかとまでべったり
さらに軽く膝が曲がるほど
ツインなのでスリムだけどタンクは大きめでニーグリップはよく出来る


カウル

アッパーカウルはかなりの防風効果を発揮してくれてます
速度を出すほど実感できる
優秀なのはグリップのところや膝のあたりまでやんわりカバーしてくれるところ
ハーフカウルでもがんばれています
さすがに上体は伏せないと風は来ますがネイキッドとは別世界です
まず本来メーターまわりの下から上がってくる気流が無いので上体がブレない
体勢が安定するので無理な力がかからないということで疲れにくい
速度を出す時はタンクを抱えるようにする
自然にバイクとの一体感を得られて上体も伏せれる

カウルのおかげなのかスピード感をあまり感じない
周りの車が止まって見えます
排気量もあるし安定感があると思う


燃費

良いです
街乗り 22~23km/L
ツーリング 24~29km/L
高速 約25km/L

スパーダには及びませんが400なのでしかたないね
驚くべきところはタンク容量が16Lもあること
航続距離はまったりツーリングで350~400キロくらい持ちます
リザーブがありません
残り3Lになると燃料警告灯がつきます




車体が軽いのでクイックにとても気持ちよく曲がれます
しかし、スパーダと違って誤魔化しが効かない感じ
曲がるフォーム→減速&ブレーキリリース→体重移動→コーナー進入→向き変え→立ち上がり
SVはこのうちの一つがあやふやになるとなんか落ち着かないしヒヤリとする場面も
スパーダはすぐに修正を効かせられるのかよく曲がる?
いや、曲げているというかいつの間にか曲がってる・・・

安定感ばっちりで決まると気持よく曲がるのはSV
難しいことをしなくても曲がっていくのがスパーダ
・・・なのかな?
難易度はSVが上なのは間違いないと思う

おいしいところが使えれば400でもかなりじゃないかな?
乗りこなせばなかなか速いけど私にはもったいないバイクです


総合評価

それほど神経質なところがないので乗りやすいはず
ツイン好きにはすんなりハマるバイクではないでしょうか
まあ取り回しが少々重いため立ちゴケには注意しなきゃね


PS:
なぜスズキ?という声があちこちから今にも聞こえてきそうです
もともとスズキが大好きだったわけでもなく
D先生にスズキのありがたい教えを説いてもらったとかでもありません
候補にSVが無いのは物がないので買えないだろうという単純な発想なのれす
人気がないのでどうしても数が少ないんですよね(それなりのは高いし・・・)


このSVのエンジンを使ったグラディウスが新しく出ましたね
イベントでキャラバンが来たので車体にまたがってみました
コンパクトで足つきはさらに良くなっています
が、各パーツのチープ化が進み、より無難なネイキッドという感じ
ハンドルやステップの位置は街乗りでは便利そうですね
私はもっとスポーツなバイクに乗りたかったのでしっくり来ませんでした
まあそもそも高いので買えないけど

馬力では劣るもののレーシーさやスポーツを意識させる旧式のSがお気に入りです


weak point

これさえなければスパーダよりすべてにおいて優れたバイクに認定するところだけど
スズキらしい?盲点が・・・

それは

寒さに弱い

こと。
これがオーバークールというのかそうでないのかはわかりません


具体的な症状としては一桁前半の気温で走ってると突然パワーダウン(※1)
回転数が不安定になり最悪はエンジンストップ
スロットルをかなり開けるとなんとか持ち直すこともあるけど
結局パーシャルにできないので速度維持は困難です


この現象について想像ですが

冬はいつもに増してガソリンが気化しにくい
それが冷えることによってさらに酷くなる
キャブはがんばってシリンダにガスを送ろうとしますが
気化しきれてないのでかぶって失火

スロットルを開けるともちなおす「こと」もあるのはそうでないときもあるから
=突然エンジンが止まってしまうことだってある

多分、ガソリンの量が多くなりすぎて気化できずいきなり失火するんでしょう


・・・ではなぜこんな想像になったかといいますと
後期型になってキャブにヒーターが標準装備されたからです
私の乗ってるのは初期型
そんなのついてないので冷えると問題があると考えても不思議ではないでしょう


ちなみに暖かくなってからの季節ではこういったことは一切ありませんでした
2回の冬を経験しましたがキャブの不調やセッティング違いではないことを祈ります


解決策!?

おかしくなったと気が付いたらまず止まってみる
アイドリングして回転がついてくるかとかバイクが温まってるかどうか触って確認
本当に寒い時はエンジンも触れるくらいの温度だしラジエターパイプも全然熱くない
マフラーから出るはずの白い蒸気すら出ません
とりあえずアイドリングするようならその場で様子をみる
かぶってるようなら休憩しながら待ってみる

これくらいしかありません
あとはいつもより長めに暖気する
止めたままの暖気は賛否ありますがどちらにしても長時間走るなら焼け石に水です



※1
10度前後の気温で高速を3ケタほどで飛ばしたりしてもなったことがあるので油断は禁物


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Category: 三台目 SV400S

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