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Mechanical Base

三度の飯より釣りに行く

 

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ベイトタックルでシーバス釣りを楽しむうえでの注意点 

一般的にシーバスを狙うのにベイトタックルはあまり使われるものではありません

それはなぜか?

己の信じたベイトタックルで魚と真っ向勝負したいマッシブな心意気をお持ちの方は続きへどうぞ

 初心者お断り

まず今までベイトタックルを使ったことがない、もしくはあまり得意ではない方には茨の道が待っています

シーバスを狙うとなるとデイゲームよりもナイトゲームの割合が高くなるため明るい時間に満足にベイトリールが使えなければお話になりません

極端な話、目をつぶっていてもベイトタックルが扱えないといけないほど熟練を要します


 メリット・デメリット

メリット
 重心(リール)が竿の上に乗っているので操作感がいい
 クラッチを使って片手で瞬時にラインをフリーにできる
 キャスト時に親指を使って微妙なサミングができるためコントロールに優れる
 巻き上げの力が強い
 リーダーを結んだFGノットをガイドの中に入れてキャストしてもトラブルになりにくい
 

デメリット
 空気抵抗の大きいルアー、軽いルアーで飛距離が出ない
 ドラグがあまりあてにならない
 バックラッシュしやすい
 状況に合わせてブレーキのリセッティングが必要
 ベイトロッドの種類が少ない
 ロングロッドがあまり選べない
 防水機構がスピニングより劣る(中に水が入りやすい、メンテナンスに気を使う)
 
こんなところでしょうか

昔に比べるとリールの性能が上がっているのでシビアさはずいぶん緩和されました

しかしデメリットの多さを考えるとわざわざ海でベイトタックルを使う人は少ないと思います


 キャストの壁

シーバス釣りで絶対に必要なのが飛距離ですが、ほぼスピニングに軍配が上がります

使用するルアーに左右されるところも大きく、基本的にワンセットしかタックルを持ち歩かないソルトシーンでは汎用性もありません

個人的には50メートルくらいまでの近距離から中距離までがベイトリールの守備範囲だと思います

サーフや外洋に面する大場所で遠投して広範囲にサーチしたい場合は潔くスピニングを使うのが無難です

狙うべき魚の位置やストラクチャーの場所がピンポイントで読めていてそれが近距離な場合こそベイトタックルの強さが発揮されると思います


 サミングの問題

手元が見えるデイゲームならリールを見たり、ルアーの軌道を確認しながらサミングすればバックラッシュはあまり起こりません

問題なのはナイトゲームです

まず自分がどこに投げようとしているのか、目標の地点まで何も遮るものがないかを明るい時以上に意識しましょう

ブレーキはサミングが甘くても大丈夫なようにいつもより少し強くしておきます

これだけでもだいぶバックラッシュはしなくなりますが私はスプールが発する音も重要だと思っています

回転数によってスプールからでる音が高い音から低い音に変わっていきますがそれを意識すればルアーが失速しはじめてどのくらいの距離で着水しようとしているのかがぼんやりとわかると思います

あとは滞空時間でどのくらい飛んでいるのかを読んだりラインの放出スピードを体になじませればほとんどノートラブルです


 バックラッシュの直し方

まずラインが止まる所まで手で出します

止まったところでラインが絡んでいると思うので親指をそこに乗せます

次にスプールを軽く押しながらハンドルを回してラインを少し巻きます

またラインを手で出して行きます

するとさっきまでラインが止まってしまったところが嘘のように解消していきます

PEはラインにクセがつきにくいのでバックラッシュしても直りやすい傾向にあります

おそらくこれだけで9割は直ります

どうしてもこんがらがって直りにくい場合はスプールから直接ラインを引っ張ってほぐしていけば大丈夫です


 ドラグのセッティング

シーバスを掛けたあと、ドラグを出しながら魚が走る様は釣り人ならだれしもが興奮するはずです

スピニングだとよくある光景ですがベイトリールだとそんなにうまくドラグが出てくれることは少ないです

というのも巻き上げの力が強いので魚が上を向きやすいからです

基本的に魚は下を向いてしまうとどんどん走ってしまいます

もしストラクチャーが多い場所でそうなってしてしまうとあっという間に巻かれて終了です

なのでベイトリールで常に強いテンションをかけて魚の顎を上に向ければあまり抵抗させずに寄せることができるわけです

ただ魚は十分余力を残した状態なのでランディングには注意が必要です

足元まで寄せたのに不意をつかれて逃げられないようにしましょう


 おすすめベイトリール

ナイトゲームや向かい風でも安心して使いたい方はシマノのエクスセンスDCがおすすめです



2015年の夏にE氏所有のエクスセンスDC(初代)を試投させてもらう機会があり、私の所有しているジリオンTWと比べながら1時間くらい遊んでみました

やはりシマノがシーバス専用に作ったというだけあってとても扱いやすいです

PEラインを使うことを前提に開発されているためトラブルも少ないです

私のジリオンTWより飛距離も出しやすいしブレーキのセッティングがとてもイージーでバックラッシュも少ないと思いました

さすがは電子制御のブレーキと言うべきですがキャストフィーリングは独特のものがあります

・・・

2017年には新型エクスセンスDCが発売されました



初代エクスセンスDCはメタニウムをベースにカスタマイズされたリールのようですが今回の新型は16 アンタレスDCをベースとしているので相当飛ぶはずです

しかし価格は前作の約2倍・・・

軽い気持ちでシーバス釣りを楽しんでいるユーザーにはとても手が届くようなアイテムではありません


 メンテナンス

メンテナンス性をデメリットの項目に含んでいますが特殊な条件下におけば実はそうでもなかったりします

私がしているメンテナンスといえば釣行後にスピニングリール同様10秒くらい水をかけて洗ったあとタオルで拭くだけです

長時間使った時はスプールを外して乾燥させたりもしますが2、3時間の釣行なら洗って拭いたあとそのまま乾燥させるだけです

あとは気が向いたときに注油します

こういう使い方には理由があって所有しているリールがだいたい2万円ほどの廉価モデルなので「ダメになったら買い換えよう」という考えがあるので神経質にならなくてすむのです

さらに使っているリールも数台あるのでそれぞれ色々な釣りで使いまわしたりして連日酷使することがなく、消耗具合も少ないので簡単に寿命を迎えることもありません

これが1台のリールしかなくて週何回も持ち出すようなハードな使い方を想定するなら数ヶ月に一度はバラしてグリスアップまでしないといけないのかなと思います

なので1台のリールを大事に、そして長期的に運用しようとお考えの方はあまり参考にしないでください


 最大の利点

ベイトタックルを使用しての小場所や近距離戦のキーとなるのは足らしの長さです

足らしが長いとピンポイントへキャストをしたい場合に少しのミスでも狙いが外れやすく、長時間キャストを続けるのに相当な集中力とテクニックを要します

ところが足らしを短くするだけで圧倒的にコントローラブルになるのです

理想は30センチから50センチくらいがベストですがこれをスピニングでやろうとするとFGノットがガイドの中に入ったりしてキャスト時に引っかかり、穂先へラインが絡んだりしてトラブルを誘発します

思い切ってリーダーを短くするという手も使えなくはないですがフィールドに合わせて傷んでもいないリーダーを詰めたり、組み直したりというのはあまり現実的とは言えません

そんな場所でベイトタックルを使うとガイドの中にノットを入れてキャストしてもトラブルに繋がることはまずありません

無段階で足らしの調整ができてしまうのでピンスポットへのキャストが容易になるのです

おまけにベイトロッドは8フィートから9フィートの比較的ショートロッドのラインナップが厚いためバスロッド並にとは言えませんが慣れればストラクチャー打ちは思いのままです

さらに後ろにスペースがとれない場所でも足らしの調整ができるのでキャストの応用はかなり効くはずです


 おわりに・・・

組み合わせるロッド、太いラインを合わせればとてつもなく強力なシステムを組めることがベイトタックルの強みです

自分なりに試行錯誤を重ねて釣れたときのルアー釣りの楽しさは計り知れないものがあります

ベイトタックルが不自由なく扱える方は是非チャレンジしていただきたいものです

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Category: 釣りの話

Thread: ルアーフィッシング

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