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Mechanical Base

三度の飯より釣りに行く

 

最近の記事

15 ジリオン TWのレビューとブレーキセッティングなど 

ジリオン TWについてまとめてみました

高剛性、重量級ルアー特化型な漢のベイトタックルを構築するにあたって参考になれば幸いです

DSCN1492.jpg
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15 ジリオン TW <右巻き>






1516H


1516SH


1516XXH


 ジリオンTWについて

自重は215g、スプール径は36mm、ベアリングはボールとローラーで8/1(すべて錆に強いCRBB、マグシールドボールベアリングは1つ)

糸巻き量はフロロ16ポンド100メートル、 20ポンド80メートルとなっています

PEを使う場合は1.5号200メートル、2号なら100メートル以上巻けます


 タトゥーラとの違い

ダイワの15 ジリオンTWはタトゥーラとよくにた傾向のリールです

高剛性でタフな使用を考えた設計ですが値段がかなり違う2機種なのでそれぞれ採用されているパーツなどグレードの違いはあります

まず大きな違いとしてスプールの機構、タトゥーラはシャフトつきですがジリオンはダイワならではのスピードシャフトと呼ばれるシャフトレスかつスプール側にベアリングが乗っているタイプです

他にもボディやギアにより剛性の高いものが入っていたり、ベアリングもタトゥーラはCRBB(錆に強いベアリング)が2つなのに対してジリオンTWはオールCRBB+マグシールドベアリングとなっておりソルトでも十分対応できるようになっています

使い比べてみるとキャストフィールや巻き取りの滑らかさは高級機だけあってさすがです


 ギア比

ギア比は左右で共に4タイプ

ノーマルギアの1516、ハイギアの1516H、スーパーハイギアの1516SH、ダブルエックスハイギアの1516XXH
ハンドル一回転の糸巻き量は1516が61cm、1516Hが71cm、1516SHが81cm、1516XXHが102cmとなっています


 TWSの削れについて

タトゥーラでナイロンを使って削れが発生したのでおそらくジリオンの方も削れが発生してもおかしくないと思います

しかしタトゥーラの時にしていたあることをしなければその削れを抑えることができるのでは?と私は考えています

それはラインの巻きすぎです

タトゥーラを使っていた時は下糸を巻いて常にスプールにラインがパンパンに近い状態で使い続けていました

そうするとどうなるか?

TWSの仕組みとしてはクラッチを戻してラインを巻き取るとレベルワインドの中央に自然とラインが誘導されるようになっています

公式でいい画像例があったので少し加工してみました

TWS_imagekezure.jpg

クラッチを切ったキャストモードからリトリーブモードに移行すると画像のようにTWSが回転してスプールへラインが巻かれる仕組みになっています

問題なのはこの①と②の高さです

スプールにラインが沢山巻かれた状態だと②はより高い位置へきます

しかしレベルワインドの高さは一定なので根掛かりや魚とのファイト時に①へ負荷が集中しやすくなるのです

負荷がかかった状態でラインを出したり巻いたりしているとこの①の部分へ過度な摩擦が発生してラインが食い込み、結果削れてしまうのでしょう

これがTWSの削れのメカニズムの全貌なのではないでしょうか

ではこれを緩和するにはどうしたら良いか

答えは単純でラインを巻きすぎなければいいのです

そうすれば②の位置が下がり、①との高さの差が穏やかになるので摩擦が集中しにくくなります

具体的にはスプールの端1.5mから2ミリ程度余裕を持たせてラインを巻くようにしてみてください

最後に竿へリールをセットし、ラインをガイドに通した状態でレベルワインドの穴へラインが通っている様子をよく見て①と②の角度が急になりすぎていないか確認してください

これだけでダメージはかなり抑えられると思います

・・・というわけでTWSは画期的なシステムですがレベルワインドの削れという欠点は構造上しょうがないのかもしれません

ですがせめてここのパーツだけでも削れないものが出たりすればいいと思うのですが・・・


 ブレーキセッティングについて

ベイトのキャストで安定して飛ばせるというのは結構大事なことです

常にバックラッシュギリギリのキャストを続けているとふとした瞬間にミスが起きかねません

ということでここからは私のブレーキセッティング例を載せてみます

ラインはPEライン1.5号から2号を使用し、ロッドは8.2フィート、硬さはMLでレギュラーアクションのロッドを使用した場合です

まずはメカニカルブレーキのセッティングから

説明書にはメカニカルブレーキをスプールがガタつかないぎりぎりまで締め込んであとはマグフォースで調整しましょうとありましたが私はこれをするのを諦めました

確かに説明書通りにしてもそこそこ問題なく飛ばせますがアクシデントが起きると高切れおよび致命的なバックラッシュになってしまうことが多いです

私の考え方としてはメカニカルブレーキで調整できないところをマグフォースでカバーするほうが安定して飛ばせるのではなかろうかと思います

では具体的なセッティングについてです

まずスプールがガタつかないぎりぎりのところまでメカニカルブレーキを閉めます

メカニカルのキャップにはポッチがついていますがこれをリールのほぼ真横から見てギア比が書いてある数字へ合わせます

ここを0ポジションとします(ちょっと斜めから見たりするとズレはするでしょうがだいたいで考えます)

私のリールでは数字の所から9ノッチ緩めるとスプールにガタが出るようです(説明書を参考にして緩める調整は8ノッチまでとします)

あとは釣り場の状況、使用するルアーなどで調整していきます

例①・・・飛ばしやすい20グラムから30グラムまでのバイブレーションやミノー、シンペン

夜間なら6か7ノッチまで、デイゲームなら8ノッチ限界までメカニカルを緩めてマグフォースを0~3くらいで投げるとよく飛びます

例②・・・ビッグベイトや風の抵抗を受けやすそうな重いルアー

数字のところまで一旦締め込んでマグフォースは5くらいからスタートして状況に合わせていきます

例③・・・15グラムまでの軽めのルアー

このリールにはあまり向いてない重さのクラスになります

飛距離そこそこで投げれないことはないですが体感的に伸びがなく、メカニカルを調整したりしないと上手く飛ばせません


次にマグフォースの方ですがジリオンTWの場合、気持ちよく飛ばすなら0~4くらいの間までしかほぼ使いません

それ以上はかなり効きが強くなる傾向があり、まったく飛ばなくなります

ウエイトの軽いルアーになるとルアーがラインを引っ張る力が弱いのでそれがより顕著になります

また、マグフォースの特徴としてブレーキ0でも作動しているようなのでまったくのノーブレーキというわけではありません

メカニカルを調節すれば飛ばせます

・・・というわけで全体的に弟分のタトゥーラとブレーキの性格が異なるので同じように合わせようとするとなかなか苦労します


ラインをスプールに沢山巻いて使いたい場合

マグフォースはちょっと強めから開始したほうがいいようです(6~10程度)

もちろんTWSの削れに繋がるので私はオススメしません


※ 紹介したセッティングは一例に過ぎません。自分で色々試してみてください


 総評

一昔前のダイワのリールでは考えられないような完成度でシマノ派の方でも十分満足できると私は思います

巻き心地もダイワらしいといえばそうなんですがサクサクと巻いてこれるので気持ちいいです

ギア比についてですがシーバス釣りで使おうと思っていたので店頭で手に取るまでは超ハイギアの1516XXHでもいいかなと思っていましたがやっぱり巻き重り感がすごいです

長時間ミノーを巻いたりバイブレーションを巻いたりになるとこのハンドルの重さは精神的も苦痛になりそうなので一つ下のギアの1516SHにしました

1516XXHはバス釣りでラバージグやテキサスリグを使った近距離向きかもしれません

次に可動式レベルワインドというダイワならではのテクノロジーであるTWSですがこれはPEラインを使う釣りと相性がいいと思います

弱点として削れがあるので取扱は気をつけないといませんが大きなアドバンテージです

次は実釣における体感的な話です

ブレーキの性質がややピーキーなのか扱いやすいウエイトは最低15グラムは欲しいと思いました

気持ちよくキャストできるのはなんと20グラムあたりからおそらく最大30グラムくらい(それ以上は試していません)までだと思います

最近タトゥーラと比べてみて思いましたがジリオンの方が重いウエイトを想定したセッティングになっています

なのでこれ一台でなんでも投げようと思っている方は注意が必要です

ブレーキの調整幅が狭かったりメカニカルを上手く使わなかったりしなければいけないので汎用性はイマイチだと思います

もしバス釣りなどで10グラム前後の軽めルアー、リグをキャストしようと思っている方は間違いなくタトゥーラの方がオススメです

中古でも安く出回るようになってきているので重いルアーをメインで使う方、ベイトタックルの少し良いリールを海で使ってみたい方におすすめです


→ ブレーキのトラブルが発生したので自分で修理しました


 ハンドルの話し

ここからは個人的な話になってきますが今までベイトリールはほぼ左ハンドルばかり使っておりまして10年ぶりくらいの右ハンドルです

その理由は2つあります

1つ目、バックラッシュをしてしまった時に直しやすい

私の場合右利きなので右手にリールとロッドをもって左手でリールからラインを出します

その時に左ハンドルだとハンドル側へ出したラインが来てしまい、夜間で手元が見えにくい状況や風でラインをハンドル部へ巻き込んでしまうというトラブルが頻発したためです

逆に持てばいいかと思うんですが長年そうしてきたので慣れがそうさせてしまいます

右ハンドルにしてこの問題はほぼ解消されました

2つ目、キャスト精度の向上

ハンドル側はギアやハンドル含めて重量物が沢山詰まっています

右利き、右手でキャストをしたときに左ハンドルだとこの重い部分が下をむいてしまいます

スムーズにキャストするなら右ハンドルにしてこの部分が上向きになる方が余計な力が働かないのでキャストに集中できるし理想的なのです

・・・以前バス釣りしかしていなかった頃は左ハンドルが一番だと思っていましたがルアー釣りで一番重要なのはキャストです

右ハンドルにしてキャスト精度の向上やキャストのしやすさを体感できましたが良いことばかりでもありませんでした

キャストはしっかりできるようになりましたが細かい操作ができなくなったのが1番気になります

リーリング時、ロッドを持つ手が利き手でなくなったためペンシルやポッパー、バイブレーションのジャークなどがすぐ疲れてしまったりとやりにくいです

ずっと使っていると慣れてくるものなのでしょうか・・・

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Category: タックル、小物など

Thread: ルアーフィッシング

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